DBプランからDCプランへ変わる時代

【コラム】DBプランとDCプラン

こんにちは、新井です。

前回のコラムで、すでに年金は破綻しているとお伝えしましたが

今回はもっと具体的に書いていきます。

 

なぜ、ここまで老後、

つまりリタイヤするあとのことを考えているのかというと

おおくの人は、老後は確実に政府や企業が

お世話してくれると思っています。

私はこれを懸念しているのです。

お世話してもらって当たり前という世界はすでに破綻しています。

ですから、一刻も早く

自分でリタイヤできるように行動を促しているのです。

 

年金の歴史は1875年までさかのぼります。

一番古い年金は軍人への給付という制度で始まっています。

そして民間の年金は1942年に労働者年金保険法が施行し、

その2年後の1944年に厚生年金保険法に改称されて以来

さまざまな変革がおこってきました。

当初はうまくいっていたこの機能は

ベビーブームでの一時的な出生率の増加で

機能不全になっています。

 

もともと、年金は現役世代がおおく

退職する人がすくないという前提でつくられました。

しかし、人口統計をみれば一目瞭然です。

機能するはずの前提は崩れさりつつあるのです。

人口統計の過去、現在をみれば

未来、つまり2050年の予想は簡単にできます。

 

そして、いま老後にもらることが約束されていた年金が

なくなるどころか、一瞬で吹っ飛ぶ現象が起こっています。

 

ここで押さえておく必要があるのは

DBプランとDCプランという言葉です。

DBプランとは確定給付年金とよばれ

政府や企業が退職した人にたいして老後の面倒を

約束した制度になっています。

 

DCプランとは確定拠出年金とよばれ

個人や企業が積み立てながら運用していくものです。

運用成績次第では支払った額以下しかもらえません。

 

2001年から制度がはじまり、

2016年にはDC等改正法により

ほぼすべての人が加入することができるようになりました。

 

もともとDCプランは米国の401kプランを

モデルにしたと言われています。

401kプランとは米国で実施されている

確定拠出年金制度のひとつで

米国の内国歳入法401条項の適用を受ける制度のことです。

実際、日本のとは内容的には異なるものをもっています。

 

これからの時代、DBプランからDCプランになり、

DCプランは上記でいったように、

運用成績次第ではなくなる可能性があるということです。

 

株価の暴落は一定周期でやってきます。

仮にこの暴落が自分が受け取るべきとき、

つまり退職したときと重なったらどうでしょう。

退職したあかつきには、別荘を買ったり、旅行へいったりと

そのような夢がすべて消し飛びます。

そして日々、お金がなくなるという恐怖に陥るか

もしくは、新たに働きにでることになります。

 

実際、すでにおこっています。

気づいていない人もいるかもしれませんが

自分があてにしていた老後の資金は危機に直面しているのです。

 

ここで言いたいのは、年金制度が悪いというのではなく

市場の動向や法律の改正によって

どんどん問題は大きくなっていくということです。

ですから、そんな老後を過ごすよりかは

若いうちから対策をとっていくことがいいといことです。

若いというのは20歳や30歳といっているわけではありません。

今、この瞬間があなたにとって一番若いのです。

 

問題を先送りにしても

いつかはそのツケを払うときがやってきます。

それが退職する65歳のときなのか

それとも、あなたが最も若いときなのか

それはあなたの少しの勇気と行動によって変わります。

あなたはどちらを選択しますか?

ARAI

 

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(参考記事)すでに年金は破綻している

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