あなたの生活あるいは仕事で、「やめた方が良いと分かっている。だけど、やめられな い。」
こんな経験はありませんか?
これは、「コンコルド効果」という心理状態が働いているのです。
この「コンコルド効果」は、私たちの生活や仕事に、大きく影響を与えるものです。
最終的には、「後悔の念」を与えてしまう場合が大半です。
集客・売上アップに人気のアメブロアクセスupサービス
集客や知名度アップはインフルエンサー・ビジネス実践者・ブロガーにとっては非常に重要なことです。
今、芸能人や有名ブロガー、法人企業などが率先して導入しているのがアメブロのランキングを上位表示させることができるサービスです。SNSのフォロワーをお金で買うように、アメブロのランキングをお金で買うことができる画期的なサービスとなっています。
コンコルド効果とは
「コンコルド効果」は、心理学名です。
別名「コンコルドの錯誤」あるいは、「コンコルド の誤り」と言われます。
また、経済学の上では、「サンクコスト効果」と呼ばれています。
この「サンクコスト」の意味は、埋没費用と日本語では言います。
埋没費用とは、お金だけでなく、時間や労力も含まれます。
埋もれてしまって、もう決して 取り返すことが不可能なお金、時間、労力ということです。
「コンコルド効果」とは、今まで自分が継続して投資したお金や時間などが、ある程度の効 果を生むことを予測して投資してきました。
しかし、その投資を中止しようと考えたが、今までの経緯や投資した金額を考えると中止す るわけにも行かない。
そして中止せずに、投資などを継続し、後悔に陥てしまう。
結果的には、損失を発生させる事です。
身近に起る「コンコルド効果」の例
私たちの生活の中で、このコンコルド効果というものは、多々存在します。
ここで一例を紹介をしてみます。
- ダイエットの場合
- ギャンブルの場合
- ゲームの場合
- 映画の場合
- ビジネスの場合
ダイエットの場合
今まで時間やお金を費やして来たけど、思った程の効果は全く期待できない。
だけど、「せっかく続けて来たのだから諦めない。」、あるいは、「ここまでヤッテ来たの にもったいないもう少しづづけてみよう。」と、頑張って継続するが、結果は出ない。
ある程度の結果は自分でも解っているが、「認めたくない。」または、「諦めたくない。」 などの気持ちがコンコルド効果を発生させます。
ギャンブルの場合
ギャンブルのおいての「コンコルド効果」は、経験された方は多いのでは無いでしょうか。
負けが込んできた時に、「あと〇万円あれば、勝てそうな気がする。」、「もう〇万円接ぎ 込んだから、やめられない。」などと思う心理が「コンコルド効果」の罠にはまっているの です。
「あと〇万円あれば勝てる」という確執は、根拠がありません。
自分の中で、現状の事実を都合よく展開し理解しているだけです。あるいは、理解しようと しているのです。
そうなると、「コンコルド効果」の罠にハマり、ギャンブルを止めるキッカケは逃してしま います。
ゲームにおいてのコンコルド効果
ゲームにおいてのコンコルド効果は、特にスマホなどで行うソーシャルゲームが有力でしょう。
特にコンコルド効果に陥る原因が、「課金」です。
そろそろゲームを止めたいと思っているが、今まで行ってきた「課金」がもったいないの で、なかなかゲームを終わりにすることができないと、いうものが多いでしょう。
また、「課金」だけではなく、ゲーム内に存在するレアアイテムなどを取得するまで止めら れないなど、逆にゲーム側から「コンコルド効果」に導いてくれる場合もあります。
映画を観る場合
映画を観ようとし、映画鑑賞代1800円を支払いました。
映画の上映が始まりましたが、開 始から10分ほどで、つまらない映画だと思い始めました。
この時、この映画を「1800円もお金を出したのだから、最後まで観る。」とするのが、 「コンコルド効果」の表れです。
気持ちの中に「せっかく支払った映画代1800円がもったいない。」と、いう気持ちがある からです。
ビジネスの場合
成果が見られない事業で手を引きたいと思うが、今までの投資しやその投資してきた時間を 考えると、利益はなくてもせめて投資した金額だけでも取り戻したい。
また、起業した時や、店舗を新しく構えた場合、売り上げや利益が思うように伸びない。赤 字に陥ってしまう。
このような状態になったとき、「せっかく始めたのだから」、見込みがないのに「もう少し 頑張ってみよう」と、根拠のない理由を立てたり、根性論で乗り切ろうとする。
結果的には、良くなる状態は少なく、多くの借金をつくってしまい経営は行き詰まってしま う。
このように、私たちの日常を見直してみると、案外「コンコルド効果」と指摘される事が多 いものです。
コンコルドの由来
コンコルド効果の言葉の由来は、あの「超音速旅客機コンコルド」です。
超音速旅客機コンコルドは、フランスとイギリスの両国で開発されました。
超音速旅客機の 名の通りスピードは音の速さよりはやいマッハ2、飛行時間はパリ~ニューヨーク間を、現 在の飛行時間の約半分の3時間半で飛行しました。
ところが、超音速飛行機であるが故、問題も多くありました。
乗客の搭乗可能数が少ない、燃費が悪い、研究開発費が膨大である、長い滑走路が必要であ る、騒音の環境問題も抱えている、等です。
超音速旅客機コンコルド
この旅客機に対しては、莫大な研究開発費が投入されてきました。
しかし、この莫大な投資 に対し、利益回収の見込みが無いことが判明しました。
しかし、利益の見込みが無いどころか、大赤字を増やしていく状態であるにもかかわらず、 開発は続けられました。
「開発を止めれば、それまで投資してきた資金や時間が、すべて無駄になる。」と、考えら れたからです。
また、責任の追求問題もあり、それを後送りするため、プロジェクトは続行されました。
その後、2000年7月のパリの「ドゴール」空港の大事故と、2001年9月のアメリカ同時多発 テロにより、低迷した航空業界の収益改善が見込めなくなり、2003年11月をもってコンコ ルドの飛行は終了しまいた。
結果250機の受注で採算が取れるとされていましたが、16機の製造で終了しました。
「コンコルド効果」という言葉の裏には、歴史的な巨大な「無駄」が存在したことで命名さ れました。
「コンコルド効果」に陥らないようにするのはどうす れば良いか?
「コンコルド効果」に陥らない事が、最善策であることは言葉にするまでもありません。
では、実際「コンコルド効果」に陥らないためには、どうすれば良いでしょうか。
コンコルド効果に陥らない方法
コンコルド効果に陥らない方法を見ていきます。
自分で限界の設定、または確実な計画を行う。
これは、予め自ら「ここまで」というラインを、引っ張っる手法です。
ギャンブルにおいては、つぎ込む金額を決めておく。
その決めた金額にまでつぎ込んだら、 やめる。
行列に並ぶ時、予め「何時まで並ぶ。」と、決めて並ぶ。
その時間が来ても、見込みがない ようだと、並ぶのを止める。
ビジネスであれば、予算やスケジュールをしっかりと決めます。それが、ブレないことで す。
止めてくれる他人を持つ
物事に熱中しすぎると、周囲が見えなくなることが多いです。
意外と、ギャンブルを行っている時に「コンコルド効果」に陥っている時は、冷静でない時 が多いです。
俗に言う「頭に血が上っている」状態ですね。
こんな時こそ冷静な状態に戻してくれるパートナーがいればよいですね
失敗は成功に生かす。
ギャンブルなどより、ビジネスに適応することが多いか可能性がありますが、失敗を「汚 点」だと思わないことです。
例えば、ビジネスでの投資に失敗しても、「恥」と考えるのではなく、プラス思考で考えて 行きたいものです。
よく言われる言葉の通り、「失敗は、成功の通り道」と、考えられれ ば、「コンコルド効果」の対策にもなります。
まとめ
私たちの生活の中に、「コンコルド効果」は何処にでも存在します。
その「コンコルド効果」から、逃れるのは自分自身でしか無いのです。
対策方法を紹介しましたが、結局最後は、対策を実施される方の気持や努力でしかありません。
「コンコルド効果」に陥ってるこどに気が付いた時、「冷静に判断でき、判断を実行に移せ る。」等の対応の可否が、あなたの人生を変えるでしょう。
定期配信のビジネスLINE通信
私の公式LINEでは週4回ビジネスに関する有益な情報を無料で配信しています。
LINE通信ではブログでは公開していない、さらにレベルの高い異次元の情報を配信していますので、もっとネットビジネスについて学びたい、本格的に稼いでいきたいという方は下記よりご登録ください。
✔︎無料:ビジネスLINE通信をワンクリックで追加する
※今パソコンでみている方はスマホより「@mosa」とID検索してください。(@をお忘れなく)
コメントを残す